平成13年度政府予算編成ならびに施策に関する要望
農山漁村地域における農林水産業と商工業の均衡ある発展および雇用の確保に資するため、地域産業の育成ならびに企業誘致の推進をはかる必要がある。
よって、国は次の事項を実現されたい。
(1)多様な就業機会の確保を積極的に推進するため、産業再配置に対する各種施策の充実をはかるとともに、むらおこし事業等により地域のもつ資源や技術を活用した地域産業の育成をはかること。
(2)農村地域工業等導入基本法に基づく第8次農村地域工業等導入基本方針の策定に当たっては、農村地域の実情を十分考慮し、実効性のあるものとすること。
(1)地元中小小売店の振興をはかるとともに、空洞化が深刻化している町村の中心市街地を活性化させるため、商業基盤設備や商業施設の整備等の対策を拡充すること。
また、地元商工業の振興をはかるため、創業支援、新商品開発等の施策を強化すること。
(2)中小企業の資金需要に円滑に対応できるよう政府系中小企業金融機関については、貸付規模の確保と貸付条件の改善をはかること。
また、貸し渋りにより資金繰りが悪化している中小企業の資金調達の円滑化をはかるため、中小企業の信用補完制度の拡充等貸し渋り対策を拡充強化すること。