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『健康』から生まれる笑顔とまちづくり

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月10日

『健康』から生まれる笑顔とまちづくり

岐阜県池田町長 岡﨑 和夫

池田町の紹介をします。

今では温泉のある町として知れ渡っています。池田町と言えば『池田温泉のある町ですね』と言葉が返って来る程有名になっています。

本町は岐阜県の北西部に位置し、東に揖斐川、西に924mの池田山があり池田山麓から広がる扇状地に24,400人余の人が住む自然豊かな町です。面積は38.8㎢でその40%が山林であります。 大垣へ15分、岐阜へ25分、名古屋へは1時間の位置で通勤通学に便利な都市近郊の町であり都市のベッドタウンとして人口急増してきた町でもあります。 池田山麓一帯に広がる120haに及ぶ茶園は美濃いび茶の産地としてお茶の栽培が行われています。また池田山山頂にはスカイスポーツのメッカとしてパラグライダー、ハンググライダーの発信基地があり、 山頂から多くのライダーが飛び立ち池田町の空を楽しみ舞ってくれます。特筆すべきは池田温泉です。ふるさと創生資金を活用し平成6年に地下1,302mで毎分600ℓの湯量が出る源泉に当たりました。 泉質は単純アルカリ性(pH8~9)で日本一と自負しています。平成8年に本館、平成15年に新館を建設し、年間52万人の方に利用していただく東海地区でも有数な温泉で、アトピーによく効く、腰、 膝の痛みがとれると評判になっています。

こうした町に住む人達が笑顔の溢れる町になるためには健康が第一であり、共に語り一体感ある地域として醸成されていくべきであると思います。 平成24年岐阜国体において池田町は46各地区が区民総出で47都道府県の選手団を民泊にて迎え応援し、最後は涙の別れとなったことが今も思いおこされます。それから池田町内の空気が一気に変化し、 何事にも協力的で一緒にやろうという気運が出てきました。これを大切にしながらまちづくりができればと考えて進めているところです。

健康とまちづくりについて自分自身、常に住民の皆様に一番身近な存在でありたいと願っています。一時『メタボ』という言葉が流行しましたが、私自身もその一人でした。 一念発起して毎朝歩くことで解消したいと体重、腹囲、血圧等公表してスタート、同時に生活習慣病対策としても行い18ヶ月程で基準内に収めることができ、今では毎日歩いて健康維持をしている町長としての印象が強くなっています。

毎年、町内各地域では夏祭りが開催されます。私は青年団当時から踊りは好きな方でしたから、毎年18~19会場へ出かけ園児やお年寄りの方と一緒に踊りの輪に入り、 汗をかきながら楽しく踊り世間話をして過ごします。その中から親しみがわき、心のつながりが出来て健康の大切さを実感できるひとときです。 よく『どこか悪いところあらへんか』『健康でいてもらうことが一番大事だから』『自分一人の体ではない、住民24,000人の体でもある』と声をかけられます。その時に健康の大切さ、 住民の皆さんの信頼を得るには健康でいることが重要と改めて認識させられます。

町の施策の柱に自慢の原石として認定を受けた池田山を更にブラッシュアップして、年間を通して来ていただけるよう池田山麓花街道構想基本計画を策定しました。四季折々の花を楽しみ、 また果実の収穫体験等をしてもらうよう整備を進めようとしています。池田温泉、道の駅池田温泉を中心としてレンタサイクルで山麓一帯や街中を散策するコースを設定し、 住民との交流が笑顔で出来るよう進めたいと願っています。

人口減少が大きな問題としてとりあげられ、更に2025年問題、団塊の世代が後期高齢者となる時に医療、介護、年金と国家的問題を抱えます。 そのため人口減少に歯止めをかけ健康寿命を延ばすことが求められています。今は平均寿命と健康寿命の差が7~8年又それ以上とも言われています。食生活を改善し最後まで健康で有り続けたいものです。 今、私自身も健康維持と食生活を見極め、住民の皆様と共に病気知らず、介護知らずでいけば池田町も元気一杯で活力が生まれ、共に支え合い、 助け合いができいつも笑顔で暮らせる町として今以上に発展できるものと信じています。そうしたまちづくりを推進していく所存であります。