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 わが故郷ただおか

印刷用ページを表示する 掲載日:2007年6月11日

わが故郷ただおか

大阪府忠岡町長 和田 吉衛


2年半前、突然、町長職に就きました。中学教員を定年退職して、ぶらぶら過ごすこと4年。無投票で推薦されました。

本町は、町民が気楽に話し合える雰囲気があり、住むのに都合のよい笑顔のある楽しいまちであります。また、住民力が豊かで、自治力のある、温かいまちであります。

毎年10月に、だんじり祭りがあります。ぜひ、遊びにきて下さい。小さなまちなので、車ならすぐ通り過ぎてしまいますので、ぶらりと散策することをお勧めします。

それでは、まちを紹介させてもらいます。

〈大阪府内一・小さい面積〉

本町は、大阪府の西南部・大阪湾に面する、坂の無いまちです。母なる川、大津川・牛滝川に接し、気候も良く、肥沃で農業が適した歴史をもっております。

明治22年4月1日町村制施行以来、行政区域は変わることなく、面積は4.03平方km。大阪市内・関西国際空港へ20分のコンパクトシティーです。町制は昭和14年で、118年間合併することなく現在に至っております。(人口18,390人〈平成19年3月末現在〉) 

近代産業・経済の発展に伴い、これまでインフラ整備等積極的なまちづくりを進めてきました。上下水道をはじめ消防署・焼却場・水源地などすべて単独で運営しておりますので、今日の諸状況から維持するのが大変であります。また、周りが全部市ですので、付き合いも大変です。

〈オンリーワンのまちづくり〉

積極的な住民参加は、本町の誇り。青少年育成・環境保全・防災などあらゆる分野で住民が参加してのまちづくりが行えています。また、その精神があらゆる面に出ているため、環境製品で地場産業の活性化を目指す企業が育ったり、勉強やスポーツ面で頑張る子どもも多いです。また、お年寄りも、その経験と能力を優しく次代に伝え、その伝統を引きつなぐ、心豊かな活力あるまちづくりができております。それで、小さいながらがんばる町といわれます。

そのような生活習慣、向上心から、世界を舞台に活躍する方を輩出したり、日本の代表となる有名人など、多芸多才で頑張る方々が多く出るのが、町民の自慢でもあります。したがって、町民間の期待も大きく、明日はどなたがマスコミでクローズアップされるのか、楽しみであると噂しておるぐらいです。

〈消防活動で表彰や大会優勝〉

住民の生命と財産を守ることは、行政にとりまして、一番大切なことです。そのため、災害に強いまちづくりと装備の充実は欠かせません。また、消防署員と消防団員には、たえず、防災啓発と自らの防災訓練を重ねて頂いていることや、防災を支える住民の皆様、防火協力会の方々の熱い支えが、うれしいことに、災害のない日々となっております。

その様なことから、大阪府のポンプ操法・屋内消火栓操法の競技大会では、優勝するか、準優勝で終わるという、大活躍を示してくれる張り切りようですので、町民あげて敬意と感謝をするばかりであります。

〈巨木のビャクシン〉

町の中央に位置する永福寺の境内に、今から約800年前、木曽義仲の家臣で今井兼滋が、伊吹山より持ち帰り、移植したと伝えられるイブキの一種、ビャクシンが5本もあります。樹齢から推察して、それ以前からあったとも考えられます。

明治5年開校の町立小学校の前にそびえ立ちますので、巨木は父親のように、私たち住民を見守り、考え、諭すが如く立つ巨木であります。

興味がある方はぜひお立ち寄りください。

〈国宝のある美術館〉

中世の墨蹟を中心に、国宝3点(小野道風筆、藤原行成筆、大燈国師の墨蹟)の他、国の重要文化財12点を含む1,200点を所蔵する正木美術館が町内にあります。

足利時代までの日本、中国の水墨画、墨蹟の収集では、世界的に優れたものが多く揃っておりますので、是非一度ご来館下さい。