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心ふれ愛・笑顔いっぱいの元気なまち

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月4日

心ふれ愛・笑顔いっぱいの元気なまち

滋賀県愛荘町長 宇野 一男

愛荘町は、滋賀県の中央部、琵琶湖の東側に位置し、東西約13㎞、南北約6.9㎞、県土の約1%にあたる総面積37.95k㎡、町の東には雄大な鈴鹿山脈がそびえ、南に愛知川、中央に宇曽川、 岩倉川という一級河川が流れています。

また、国道8号、国道307号、名神高速道路や近江鉄道ならびに東海道新幹線が町内を南北に縦断し、平成25年に供用が開始された湖東三山スマートインターチェンジを利用すれば、京都へ約50分、 名古屋へ約80分で移動が可能と、交通の利便性に大変恵まれています。

平成18年2月13日、旧秦荘町と旧愛知川町が合併し、愛荘町が誕生してから10年が経過しました。昨年末の人口は、7,481世帯、21,215人、JRを利用すれば、京都や大阪へ通勤が可能なことから、 住宅開発が進み、合併時と比較して1,095世帯、1,216人、緩やかでありますが増加しています。

年齢構成も比較的若い世代が多く、琵琶湖産材および地元木材を使った温かみのある木造建築の町立保育園の移転改築を行い、待機児童の解消に努めておりますことをはじめ、人口減少が危惧される昨今、 子育てしやすい環境づくりを積極的に進め、切れ目のない一体的な支援として、平成27年4月に設置した子育て世代包括支援センターを中心に「子育て世代にやさしいまちづくり」を推進しています。

一方、町内には由緒ある歴史的遺産も数多く、なかでも天平13年に開山された金剛輪寺は、天台宗の名刹として近隣市町の西明寺、百済寺とともに湖東三山と称され、本堂は、 鎌倉時代の代表的な和様建造物で国宝に指定されています。豊かな自然に囲まれ、春はさつき、石楠花、やがて紫陽花が花開き、池には睡蓮が浮かび夏を迎えます。秋には本堂脇の「血染めの紅葉」が鮮やかな朱に染まり、 鈴鹿の山々が雲を呼び雪を生み、愛荘の里が白く覆われる冬など、ゆったりと流れる時間が四季を通して訪れる人々の心を癒やしてくれます。

その他、渡来系氏族、依智秦氏ゆかりの史跡、近世の東西交通の動脈である中山道の宿場や旧愛知郡役所、また、古くから水との関わりが深く、流域に広がる田園風景など豊かな自然を背景として、 近江上布、秦荘紬などの織物技術、びん細工手まり・太鼓・琴などの工芸、酒づくりなど、伝統技術が引き継がれてきました。特に、びんの口よりも大きな手まりが入った「びん細工手まり」は、 滋賀県伝統的工芸品に指定され、丸くて中が良く見えることから新築や結婚祝いに喜ばれています。更に、愛荘町立愛知川図書館は、まちづくりへの積極的な参加などが評価され、 ライブラリーオブザイヤーの大賞を受賞しています。

このような豊かな文化、歴史的遺産や自然景観などの地域資源をネットワークで結び、「まち全体を屋根のない博物館」と見立て、新たな文化の創造へ向けて活用していくことが、 住民の自治意識を醸成する手段としても効果があるものと考え、現在「愛荘町まちじゅうミュージアム構想」に行政と住民とが一体となって取り組むとともに、そんな愛荘町を全国的に知っていただくため、 観光PR用DVDを作成し、観光PRに努めています。

「愛荘町にきて良かった」、「愛荘町に住んで良かった」、「愛荘町に住み続けたい」、愛荘町の挑戦は、まだはじまったばかりです。 どの施設やどの地域資源でも愛荘町の魅力を感じていただけるよう整備を進め、皆様のご来訪を心からお待ちしております。