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すばらしい自然とふるさと 夢と希望がもてるまちづくり

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年5月11日

すばらしい自然とふるさと 夢と希望がもてるまちづくり

富山県朝日町長 笹原 靖直

昭和29年8月1日、当時の下新川郡大家庄村、山崎村、南保村、五箇庄村、泊町、宮崎村及び境村の1町6箇村が一つとなり、 名峰「朝日岳」の名にちなみ、「朝日町」として町制が施行されてから、昨年60年という節目の年を迎えました。

私たちの町は、海抜0メートルのヒスイ海岸から標高3,000メートル級の北アルプス朝日岳・白馬岳まで、 総面積の約60パーセントが「中部山岳国立公園」と「朝日県立自然公園」に指定されている風光明媚な自然豊かな町であります。

ヒスイの原石が海岸に打ち上げられることで知られる宮崎・境の海岸は「ヒスイ海岸」とも呼ばれ、平成8年には「日本の渚百選」に選ばれたほか平成18年には「快水浴場百選」にも選ばれております。

また、町の名物「たら汁」が先日、TVで全国に放送されたことで「たら汁街道」として、賑わっていることも嬉しい限りであります。

  

~ビーチボール競技発祥のまち~

昭和30年代、朝日町では農村生活の改善の一環として「腰まがりの予防」のためにバレーボール競技を取り入れ、作業姿勢の改善に取り組んでいました。

しかし、バレーボールには、高度な技術が要求されることから、町では普段スポーツに親しむ機会のない方や、 子どもから高齢者までがレクリエーションとして「気軽にできるスポーツ」を開発し「町民ひとり一スポーツ」を推進することとしました。

当時、バレーボールが普及していたこともあり、これをベースとしての研究がすすめられました。試行錯誤が重ねられた結果、①幅広い年代層に親しまれる②天候に左右されない屋内でできる ③突き指しない柔らかいボールを使う④コートはバトミントンコートの広さを使用する等「いつでも、どこでも、だれでも」手軽に楽しめる生涯スポーツとして、昭和54年、 現在の緑と白のボールを用いたビーチボール競技が誕生しました。

昭和59年に、朝日町において、全国親善交流大会としてはじめてビーチボール競技の全国大会が開催されてから、年々参加選手が増え、 昨年9月には18都府県79市区町村から357チーム1,751人の選手の皆さんにご参加いただき、第31回全国ビーチボール競技大会を開催したところです。また、平成6年からは、 60歳以上を対象とした翡翠カップビーチボール全国大会も開催し、和やかな雰囲気のなか、多くの選手の皆さんにお楽しみいただいております。

全国ビーチボール競技大会

~まちの課題・展望~

当町は現在、少子化と若者の町外への流出が進み、高齢化率が県内で最も高くなるなど、町にとって人口対策は深刻かつ重要な課題となっております。

町では、今年度より中学生の医療費の完全無料化や、保育料の第2子半額、第3子以降の無料化を実施するとともに、 病児病後児保育を開始するなど富山県下に誇れる子育て支援・環境づくりに取り組んでまいります。

そのほかにも企業の育成支援や誘致、住宅対策、町立あさひ総合病院の医師・看護師の確保、県立泊高等学校の存続等々、数多くの課題が山積する中、 町の再生と「夢と希望が持てるまちづくり」に向け、常に危機感と明確な目的・目標をもちながら、スピード感をもって事に当たっていくことが何より重要であると考えています。

今年3月14日には待望久しかった北陸新幹線が開業いたしました。魅力ある町の農林水産資源、観光資源を活かした交流人口の拡大や一層の地域活性化など、新幹線の開業は、 今後のまちづくりにとっての大きな転機であり、将来への大きな架け橋となることを期待しています。また、泊駅では、同日、 並行在来線として開業した「あいの風とやま鉄道」と新潟県から乗り入れる「えちごトキめき鉄道」とが接続する駅となったことから、 両鉄道の社名を一部つなぎ、『あいのトキめき駅』をキャッチフレーズとして、朝日町の魅力を全国に発信したいと考えております。