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100年安心して住めるまちづくりを目指して

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年5月15日

100年安心して住めるまちづくりを目指して

千葉県酒々井町千葉県酒々井町長 小坂 泰久

私たちが住む酒々井町は、都心から50‌㎞圏内、豊かな自然と清らかな水、そして温暖で暮らしやすい土地柄です。

町域には鉄道4駅を有し、さらに、東関東自動車道酒々井ICや、緊急輸送道路である国道2路線が交差するなど高い交通利便性と、上・下水道の整備状況も県内屈指の普及率を誇るなど、都市基盤の整った町です。

さらに、全小中学校の校舎耐震化、全教室のエアコン設置及び太陽光発電設備も整備し、安全で快適な教育環境とともに、保育園から中学校卒業までの一貫した英語教育や、中学生のドイツ派遣、オーストラリア派遣など国際理解教育にも力を注いでいます。


全国最大級・最古級 約3万4千年前の遺跡の保存整備へ

また、酒々井町は、明治22年の町村制施行以来、一度も合併をせず、今年で町制施行129年を迎える日本で一番歴史ある町です。

町内には、約3万4千年前(旧石器時代)の日本最大級・最古級の環状ブロック群を有する「墨古沢南Ⅰ遺跡」があり、国史跡指定を目指し、保存整備を行っています。

また、平安時代には桓武平氏の流れを汲む上総氏、印東氏の活躍の場となっていました。

さらに、戦国大名千葉氏の居城であり、続日本100名城の国指定史跡本佐倉城跡など、町には貴重な歴史文化遺産が多数存在し、160を超える民話が語り継がれるなど人々の暮らし、営みが脈々と時代を超えて受け継がれています。

そこで、こうした歴史を未来へ繋ぐ地方創生の目玉として、「酒々井・千葉氏まつり」を復活しました。下総の首府、本佐倉城の城下で約500年前から行われていた祭りを約100年ぶりに復活再現したもので、住民の皆様に、「ふるさと酒々井」への愛着を育んでいただけるものとして今後も続けて参りたいと考えています。


酒々井新時代へ

そのような歴史と伝統ある町に、酒々井ICが開通し、「酒々井プレミアム・アウトレット」が開業して、はや4年が経過しましたが、アウトレットは年間600万人の来場者で賑わい、第3期増床工事が本年秋の完成を目指して進められています。また、アウトレット周辺には「酒々井温泉 湯楽の里」や、昨年9月には地元野菜を販売する「いずもマルシェ酒々井」がオープンし、今後も「酒々井」の地域ブランド力は向上していくものと考えています。

さらに、町の中央部には、町民の要望が最も高かった病院施設、「医療法人社団 千葉光徳会」による311床の(仮称)酒々井病院の、平成31年の開院に向けた工事が進められており、町立岩橋保育園と病院の間には町が建設中の新たな子育て支援施設も今春完成しました。

この民間病院との連携により念願だった病児保育が実現できることとなりました。

福祉分野におきましても、この病院を拠点として可能な限り住み慣れた地域で、高齢者の皆さんが自立した生活が送れるよう、その人の状態に応じて、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく提供される「地域包括ケアシステム」の構築に向け、取り組んでいます。

平成29年度にスタートした第5次総合計画、後期基本計画では、将来都市像である「人 自然 歴史が調和した活力あふれるまち 酒々井」の実現に向け、前期基本計画での成果を継承しつつ、着実に各種施策に取り組んで参ります。

昨年は、第3子以降の学校給食費の無償化や、それまでの中学生のオーストラリア派遣に加え、ドイツ派遣の実施、JR酒々井駅前への防犯ボックスの設置など、町民生活に身近な新規事業を開始しました。

今後も、町の魅力を十分に発揮して、「100年安心して住めるまちづくり」を進めて参ります。