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体験 ! 発見 !アクティブに楽しめる町 岬町(みさきちょう)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年5月7日

体験 ! 発見 !アクティブに楽しめる町 岬町(みさきちょう)

大阪府岬町大阪府岬町長 田代 堯

私の住む岬町は大阪府の最南端、大阪湾の入口にある人口約1万6千人の町、海を望めば淡路島が眼下におさまります。私は平成29年の町長選挙で、無投票で当選し3期目の重責のもと、岬町のまちづくりを進めています。

岬町には鉄道駅が6つあり、大阪の中心地、難波(なんば)へは電車で約50分、隣の和歌山市へは約10分と、公共交通による都市間移動に優れています。また、平成29年の春に第二阪和国道が大阪から和歌山まで全線開通したことにより、町内の道路の慢性的な渋滞が緩和され、マイカーの利用も快適になりました。

一般的に、国道の新設などにより町と都市との往来が便利になると、町から都市部に人口が流出するストロー現象が懸念されます。岬町では、従前から第二阪和国道の開通を見据え、地域の魅力を掘り起こし「町の価値」を高める施策を進めてきました。

一例として、小学校の耐震化を済ませ空き教室に保育所を併設し、児童数の減少が進む小学校区の「地域の力」を維持できるように、拠点施設としての機能を加えました。その結果、PTAだけでなく、地域の大人も小学校に集い、プリントテストの学習や、知的障がい児もウェイターをする福祉喫茶を開催するなど、地域の人びと皆が地域の子どもを育てる幅広い子育て支援につながっています。

また、第二阪和国道の開通と同時に岬町内で2つ目となる「道の駅みさき・夢灯台」をオープンしました。オープン前から町と指定管理者が、産直販売の地産登録者の拡大に注力したことから、農産物だけでなく、漁師が直接持参する新鮮な魚介類が人気の立ち寄りスポットになりました。この道の駅は自動車専用道路のICから降りた位置にあるので、二輪車や自転車での入場もでき、観光客だけでなくサイクリストや地元の方々も利用しています。

この道の駅に観光案内コーナーも設け、淡路島を展望した方々に、町内の海辺や史跡などの観光スポットを紹介しています。

岬町の魅力は海辺だけではありません。山間部にある「いきいきパークみさき」には、工場見学ができるお菓子工場や、野球やサッカーなどが楽しめるグラウンド、ラグビーポールが設置できる芝生広場などがあり、アスリートが集ってきます。最近ではNPOや実業団が自転車ロードレースを開催するなど、サイクリストにも愛されるエリアとなりました。

他にも、ビーチバレーの聖地ともされる専用スタジアムの「潮騒ビバレー」や、伝統あるヨットハーバー、シーサイドの名門ゴルフ場、見ごたえあるイルカショーが人気のみさき公園、海釣り公園「とっとパーク小島」では天然の鯛などの回遊魚が狙えます。また、身近に里山で過ごす「孝子の森」など、恵まれた豊かな自然のなかで、岬町を訪れた方々がそれぞれの目的で過ごせるスポットが沢山あります。

さらに、平成29年には海路交通の再開にむけて、町の中心地にある深日港から淡路島の中心地である洲本港への旅客船による社会実験運航を実施したところ、3か月間で1万人を超える方々に船旅を楽しんで頂くことができました。私たちの町は、関西や四国を広域で周遊する結節点を目指しています。

このように、岬町は訪れてアクティブに楽しめる町、都会に近いこの町で暮らせば、さらに人生の楽しみが拡がります。一度、岬町にお立ち寄りください。