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米の生産調整の見直しに関する緊急要望

印刷用ページを表示する 掲載日:2002年11月21日更新

全国町村会(会長 山本文男 福岡県添田町長)は平成14年11月21日、「米の生産調整の見直しに関する緊急要望」を食糧庁に提出しました。

 

米の生産調整の見直しに関する緊急要望


 全国の各町村においては、これまで極めて多くの困難に直面しながらも、米の生産調整の円滑な推進に努めてきたところであります。
 今後の生産調整のあり方については、本会としてもこれまで「生産調整研究会中間とりまとめに対する意見」(平成14年9月19日)を提示し、要望してきたところですが、年末に予定されている国の改革案の決定に当たっては、特に下記の事項を十分斟酌し、新たな生産調整システムの確立を図られるよう強く要望します。

1.現場に混乱を招かないよう、生産調整に対する国の責任と役割を明確にすること。

2.生産調整に対する生産者及び生産者団体の自主的・主体的取り組みを強化し、生産者団体が主体となって推進する体制を確立すること。
 
3.新たな生産調整システムについては、公平性・実効性を確保するとともに、生産者にとって分かりやすく取り組みやすいものとすること。

4.生産調整参加者へのメリット措置等の助成策については、十分な予算額を 確保するとともに、地域の実情を十分反映しうるものとすること。

5.現地確認や助成金の交付等町村の事務負担の大幅な軽減をはかること。

6.新たな生産調整システムの実施に当たっては、生産者、生産者団体及び町 村等の合意のもとに進めるとともに、十分な周知期間と準備期間をおき効率 的な事務処理等のための対策を講じること。

平成14年11月21日

全国町村会長
    山本 文男