ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

宣言

印刷用ページを表示する 掲載日:2003年12月3日

 我が国は、経済活動の一部に明るい兆しが見えてきたと言われているものの、全体としては停滞状況にあり、また、増大する財政赤字、悪化している雇用環境など深刻な問題が山積している。

 町村を取り巻く環境も、過疎化、少子高齢化の進行、地域経済の活力の低下といった厳しい状況下にあり、そのような中で、我々町村長は、合併をはじめ、数々の地域課題解決のために懸命の努力を続けている。

 全国2,497の町村は、2割の人口で国土面積の7割を支え、食料の供給、水資源の涵養、自然環境の保全や労働力の供給等、極めて重要な役割を果たし続けてきた。
将来に亘り、国民一人ひとりが真の豊かさと安らぎを実感するためには、日々の生活の拠点である地域社会が魅力にあふれ、活力に満ちたものでなければならない。その実現のためには、住民に最も身近な行政主体である町村が、まさに、基礎自治体として地域の実情に沿った個性あふれる行政を主体的、自立的に展開していくことが何よりも重要である。

 町村の、そして地域の発展なくして、国の繁栄もない。
 我々町村長は、この信念のもと、直面する様々な課題に対して積極果敢に取り組み、困難を乗り越え、住民が幸せを享受できる社会の実現に全力を尽くすことをここに誓う。

以上宣言する。

平成15年12月3日

全国町村長大会