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藤原会長が鹿児島県屋久島町を訪問 -口永良部島噴火による被災状況を確認-

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年6月28日

 藤原忠彦会長(長野県町村会長・川上村長)は6月28日、口永良部島・新岳の噴火による被災状況把握のため、東 靖弘鹿児島県町村会長(大崎町長)とともに鹿児島県屋久島町を訪問しました。

荒木町長(左)に支援物資のレタスを渡す藤原会長(右)の写真

荒木町長(左)に支援物資のレタスを渡す藤原会長(右)

 口永良部島・新岳は5月29日の9時59分に噴火が発生。これを受け10時20分には島民137名全員に対し島外への避難指示が発令、うち118名が屋久島で1ヶ月以上避難生活を余儀なくされています。 藤原会長は荒木耕治屋久島町長から被災状況についての説明を受けるとともに、避難所を訪問、口永良部島の住民を激励しました。

 藤原会長からは、今回の口永良部島・新岳の噴火について、昨年、長野県でも御嶽山の火山噴火があり、人的被害も出て痛恨の極みであったが、今回は全島避難という大変な状況の中、 荒木町長以下、役場の職員、屋久島町民の皆さん方の町を挙げての対応により人的被害者が出なかったことを心強く思っている。噴火から1ヶ月が過ぎており、 住民の皆さんが1日も早く通常の生活に戻れるよう願っているとの発言がありました。

 また、荒木町長は、人的被害もなく無事に避難できたのは、ひとえに口永良部島の住民が、火山と共生しているという、防災に対する意識が日常的に強かったことを理由にあげ、 避難生活の長期化により肉体的・精神的にも厳しい状況であるが、国・県のお力添えで仮設住宅も7月29日には完成の予定である、1日も早く住民全員が無事に帰島できるよう、 これからもお力添えを頂きたいと述べました。

避難所で口永良部島民の声を聞く藤原会長(左から3人目)の写真

避難所で口永良部島民の声を聞く藤原会長(左から3人目)