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井上財政委員長が地方財政審議会「地方税制のあり方に関する検討会」 ヒアリングに出席

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年8月26日更新

 井上健次財政委員長(埼玉県毛呂山町長)は、「第7回 地方税制のあり方に関する検討会」(座長 小西砂千夫氏)にオンラインで出席しました。
 同検討会では、拡大しつつある地方公共団体間の税収の偏在や、財政力格差の状況についての原因・課題の分析を進めており、今回、本会はじめ地方三団体等へのヒアリングが行われたものです。

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 井上財政委員長は、毛呂山町で義務的経費の増加と財源不足が課題となっていることを紹介したうえで、「税収の集中している財政力豊かな自治体がさまざまな分野において独自の行政サービスを拡充させ、地域間格差が拡大している」と述べました。

 また、このような状況が続けば、さらなる一極集中につながりかねないため、「近年の社会経済情勢の変化により、一部の都市に過度に税収が集中する実態について、しっかり検証する必要がある」と意見を述べました。

発言する井上財政委員長
▲発言する井上財政委員長

 最後に「偏在性の小さい安定的な地方税体系を構築するとともに、こうした偏在是正を進めても、なお存在する地方団体間の財源の不均衡の調整は、地方交付税制度でしっかり対応することが必要である」と述べ、発言を締めくくりました。