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佐賀県/有田町 伝統文化が息づく日本磁器発祥の町~あなたのあした、アリタカラ~

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月23日

佐賀県/有田町 伝統文化が息づく日本磁器発祥の町~あなたのあした、アリタカラ~

 有田町は世界に名を馳せる「有田焼」の故郷です。日本で初めて磁器が焼成されてから、400年にわたり脈々と伝えられた技術は、今もなお、世界中で高い評価を得ています。まちには、日本の伝統文化が息づいており、多くの若手陶芸家や学生たちが作陶活動に励んでいます。また、東部に位置する内山地区には、伝統的建造物が立ち並び、国の保存地区に指定されています。一方で、有田町は美しい景観を誇る棚田や有田川、黒髪連山などの豊かな自然に恵まれたところです。その豊かな自然が地域の産業や文化を育んできました。自然と伝統と人に育まれてきた有田のまちで、新しい暮らしを始めませんか。

 

古き良き日本の風景と文化が残る町

 有田町の位置は、佐賀県の西部で、北に伊万里市、東に武雄市、県境を挟み西は長崎県佐世保市、南は長崎県波佐見町と接しています。これら周辺都市部とは直線距離にして、伊万里市8㎞、佐世保市15㎞、佐賀市40㎞のところにあり、町の東西を、JR佐世保線が横断し、佐賀まで40分、博多までは80分で行くことができます。
 町には、日本の棚田百選に選ばれた「岳の棚田」や高さが40mもある樹齢千年を超える国指定天然記念物の大公孫樹(おおいちょう)、磁器製の鳥居と狛犬がある陶山神社などがあり、「やきものの町」ならではの風情に触れることができます。

有田観光まちづくりの推進

 江戸・明治・大正・昭和の各時代を代表する町屋が連なっている地区(1991年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定)を中心に、歴史・自然・文化などの豊かな地域資源を生かし、観光地としての魅力を高めていくための環境整備の充実や観光客への滞在時間の拡大を図りながら観光まちづくりを推進していきます。

国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている内山地区の町並み

 また、この町並みや窯の煙突が立ち並ぶ風景、産業の継続性を示す古窯跡や窯元のほか、九州陶磁文化館や窯業技術センターなどの文化的景観が、世界遺産の選定にも関わる国際記念物遺跡会議(イコモス)の国内委員会による「日本の20世紀遺産20選」に選ばれました。九州からの選定は肥薩線(熊本・宮崎・鹿児島)2ヵ所のみです。

11月のおくちんご膳(小路庵)

 古民家「小路庵」は、初代有田町長でありTOTOの五代目社長も務めた江副孫右衛門氏の生家で、大正時代に建築されました。
 現在は有田町に寄贈され、水回りなど現代のライフスタイルに対応できるよう改修し、快適な暮らしをかなえる古民家の再生プランを提案する施設として公開中です。公開日には、地元の女性スタッフがお茶のご接待とともにご案内いたします。ぜひ散策の途中でお立ち寄りください。

■公 開 日 : 土・日(※年末年始はお休みします)
■公開時間 : 10:00~16:00
■TEL : 0955-46-2500 (有田町役場 商工観光課)