ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報部 > 福島県/三島町 雪国の暮らしに息づく生活工芸の町

福島県/三島町 雪国の暮らしに息づく生活工芸の町

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年1月9日

三島町

三島町は、福島県の西部に位置し、尾瀬を源流とする只見川沿いにある山間の町です。18カ所に集落が点在し、冬は積雪が2mを超えることもある豪雪地域です。古くから「会津桐」の産地として知られ、町内各所に植えられた桐は、5月下旬には一斉に薄紫の花を咲かせます。また只見川に沿ってJR只見線が走り、渓谷と鉄道が織り成す四季折々の風景を見ることができます。雪国ならではの民具作りの知恵や、暮らしに根付く民俗行事が継承され、町民が守り繋いできた文化を大切にする町です。雪国の暮らしのなかで育まれてきた行事や文化を体験しながら、美しい三島町で暮らしてみませんか?

町の年中行事のうち、37件が福島県重要無形文化財に指定

サイの神

町の年中行事のうち、37件が福島県重要無形文化財に指定されています。

四季折々に営まれる祭りですが、規模の大きさと実施地区の多さでは「サイの神」が群を抜いています。サイは歳や災、賽が当てられるという諸説がありますが、どんと焼き、左義長と同じ行事内容のものです。いつからはじめられたかはわかっていませんが、享和2年(1800年)には禁止の古文書があることから、その頃、既に行われていたことは想像できます。小正月の1月15日、雪の中から伐り出した御神木に藁を巻き、立てて燃やす神送りの行事ともいわれますが、村人はこぞって厄を払い豊作と安寧を願います。

三島町役場 地域政策課 地方創生推進係
Tel:0241-48-5533
Mail:seisaku@town.mishima.fukushima.jp