「洞爺湖の守り神である竜の生まれ変わりという噂もあるが、真相は不明。年齢、性別、生年月日もすべて謎。明るく元気に、洞爺湖町と洞爺湖温泉のPR活動を行っている。」
洞爺村と合併し洞爺湖町になった旧虻田町が、開町200年を迎える2000年に、200年祭の事業計画を立て、その事業の一環としてロゴマークを作成することとなり、洞爺湖の守り神である「竜」をモチーフにしたデザインを公募しました。ところが、記念事業が動きだそうとした矢先に、有珠山が噴火し、事業そのものが廃止に。しかし、せっかく募集をかけたのだから町のロゴマークとして活用しようということになり、2002年3月に応募作品142点の中からデザインを選定。翌年3月には応募された84点の中から命名されました。名前の由来は、洞爺湖の「洞」と、アジアからの観光客が多いことから、モチーフとなった竜の東洋的な読み方である「ろん」と読ませ、「洞龍くん」となりました。今では、洞爺湖町や洞爺湖温泉のPR活動に参加しています。