東秩父村マスコットキャラクター　わしのちゃん

埼玉県東秩父村

「本名は、槻川わしの。10月10日生まれ。永遠の10歳。おしとやかな性格で、特技は紙漉き。趣味は自然を感じることだが、湿気は苦手。東秩父村のB級グルメ「あずきすくい」が大好物 」

1300年の歴史を持つ伝統工芸和紙『細川紙』をイメージし、2010年に誕生したマスコットキャラクター。デザインは公募で村民より寄せられたもので、頭部が和紙の巻紙、着物には東秩父村の中央を流れる槻川をイメージしたブルーの帯に村章を象った帯留をしています。お父さんの「楮造」、お母さんの「とろろ」、おじいさんの「三椏」、おばあさんの「すきふね」、双子の妹「あおい」と、全員「和紙」に関する名前がついており、一家6人仲良く「和紙の里」に住んでいるのだとか。「わしのちゃん」がPRしている『細川紙』の伝統的手漉き和紙の製法技術は、1978年に国の重要無形文化財に指定され、2014年には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。そんな『細川紙』の素晴らしさを広く知ってもらうため、村外のイベントでもPR活動を続けています。