全国町村会(会長:山本文男福岡県添田町長)は、7月30日に開催した常任理事会で、「「平成16年7月新潟・福島豪雨」及び「平成16年7月福井豪雨による災害復旧に関する緊急要望」を決定しました。
決定後直ちに、唐沢彦三常任理事(長野県小布施町長)、魚津龍一監事(富山県朝日町長)が、井上喜一防災担当大臣を訪ね要望書を手渡しました。
先般、7月12日夜から13日にかけて新潟県・福島県の両県が、また、7月17日夜から18日にかけて福井県を中心とした北陸地方が集中豪雨に襲われ、河川の氾濫、堤防の決壊等により、多くの尊い人命が奪われるとともに、道路の損壊、家屋、農林水産業等に大きな被害をもたらし、住民生活に重大な被害を及ぼしている。
被災町村においては、復旧作業に全力で取り組んでいるところであるが、復旧には多大の費用を要し、被災町村の財政を圧迫している。
よって、国におかれては、被災地域を激甚災害として早期に指定するとともに、特別交付税による措置など災害復旧にかかる地方負担の増嵩に対して必要な財政措置を行う等万全の措置を講じること。
平成16年7月30日
全国町村会長
山本 文男
井上防災担当大臣(左)に要望する唐沢常任理事(中央)と魚津監事(右)
【7月30日午前・防災担当大臣室】