全国町村会は9月9日~10日、第2次安倍改造内閣の発足に伴い就任された石破地方創生担当大臣、高市総務大臣、また自由民主党の谷垣幹事長、 茂木選挙対策委員長を藤原会長(長野県町村会長・川上村長)が訪問。就任を歓迎するとともに、地方創生等について要請を行いました。
藤原会長は地方創生に関し、都市と農山漁村が交流し共生する社会を目指して政策を推進するよう要請するとともに、施策の推進に当たっては、地域全体が底上げされるよう、 各省縦割りの補助金ではなく、地方が主体的に地方創生に取り組める包括的な交付金制度の創設など財政支援を行うよう訴えました。併せて、人口減少対策について、 全国町村会においても有識者懇談会を立ち上げて対応策等を議論していくので、こうした地方の意見を反映する仕組みを構築するよう求めました。
石破地方創生担当大臣等からは、地方創生のため各省の事業を統合していくこと、町村会ともよく意見交換しながら政策目標をテーマごとに決めていく等の方向性が示されました。