令和8年9月11日、井上健次副会長(埼玉県毛呂山町長)は第2回クビアカツヤカミキリ対策本部に出席しました。
第1回対策本部(7月31日開催)では、クビアカツヤカミキリによる被害拡大防止や防除を推進することを申し合わせたが、その後、長野県、福井県と被害の初確認が相次いだことを受け、今回、クビアカツヤカミキリ対策本部設置要領の改正と「クビアカツヤカミキリ防除戦略(案)」について協議しました。
地方三団体からは、井上副会長のほか全国知事会の赤岩弘智栃木県副知事、全国市長会の阿古和彦葛城市長が出席しました。

▲井上副会長
石原宏高環境大臣及び鈴木憲和農林水産大臣のあいさつの後、協議に入りました。
はじめに、クビアカツヤカミキリ対策本部設置要領について、農林水産省からの申し出により、生産現場において重要な役割を担っている農林水産省農産局長を本部員に追加する改正を行いました。
続いて防除戦略(案)については、事務局からの説明の後、関係省庁及び地方三団体が意見を述べました。
井上副会長は冒頭、これから農閑期に入ることから、ネットによる被覆を行うなど、農家自身で対策を講じることを国が呼びかけるよう求めました。
また、防除戦略(案)について、各都道府県から市町村への財政的な支援を追加すること、被害による経済的な損失を国民に分かりやすいよう具体的な数字で示すことを求めました。

▲石原環境大臣
これに対し、則久雅司環境省自然環境局長からは、都道府県から市町村への財政的な支援については、防除戦略における「国は、面的・一体的な防除の観点から、財政的支援は、都道府県を通じて行うことを検討する」との記述の中に含まれるとの説明があり、防除戦略は、原案の通り決定しました。
その後、意見交換を行いました。
井上副会長は、クビアカツヤカミキリは車に乗って移動する「ヒッチハイカー」と言われていることも踏まえ、ドライバーへの注意喚起を求めました。
これに対し、則久局長から、防除戦略に普及啓発を盛り込んでおり、国民と連携して進めていく旨、説明がありました。

▲鈴木農林水産大臣
最後に、鈴木大臣から挨拶があり、決定した防除戦略に基づき、特に関係省庁が連携して対策を進めることを確認し、閉会しました。