9月5日、吉田隆行会長(広島県坂町長)は「今後の部活動の在り方に関する要望」について、同日開催の全国町村会理事会にて決定後、文部科学省(安江政務官)へ要請活動を行いました。 また、翌日6日には、文部科学大臣秘書官を通じて盛山文部科学大臣等へ要望を提出しました。
▲安江文部科学大臣政務官(左)
現在、国は、公立の中学校の部活動について段階的な地域移行に向けて実証事業を行っているとともに、8月には、今後の方向性や総合的な方策を検討するため「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」を設置し議論を始めたところです。
しかし、中学校部活動を地域に移行するには、平日と土日の活動の接続や大会の在り方、移動手段の確保、活動場所や予算などの運営上の問題等様々な課題があるため、要請活動では、指導者の確保、部活動指導体制の選択、部活動指導者の待遇格差の解消について、安江文部科学大臣政務官に要請しました。
安江文部科学大臣政務官は、「『こどもたちのために』というところに軸足を置き、実行会議でよりよい議論していきたい」と述べました。