全国町村会の荒木泰臣会長(熊本県嘉島町長)は、9月21日、棚野孝夫北海道町村会長(白糠町長)とともに、6日に発生した北海道胆振東部地震において被害のあった、安平町、厚真町、むかわ町の3町を訪問しました。
荒木会長は、被災の前線で指揮をとる厚真町の宮坂尚市朗町長、安平町の及川秀一郎町長、むかわ町の竹中喜之町長にお見舞いと激励を行い、各町の被災状況について被災現場等で説明を受け、今後の課題等について意見交換を行いました。
意見交換においては、山間部における土砂崩れや、建物被害、道路、河川、水道、農地など広範囲にわたる被害が出ていることから、各町長から被災者の生活再建や応急仮設住宅の建設といった復旧・復興に向けた取組が迅速になされるよう国、北海道に要請していること、また、激甚災害の早期指定や弾力的な運用、必要な予算の確保を求める意見が出されました。
荒木会長は、「北海道町村会と連携して、国にしっかりとした対応を求めていきたい。いろいろな被害状況があると思うので、現状を踏まえて、皆様方の意向に沿った要望活動にしていきたい」と述べました。