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熊本県産山村/産山村子ども議会で提案 「うぶやま天文台」が完成

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月27日

熊本県産山村

熊本県産山村大利のファームビレッジ産山に村立の「うぶやま天文台」が完成し、26日、落成式があった。天文台建設は村の子どもたちの提案がきっかけで、天体愛好家らが望遠鏡を寄贈して実現した。

5年前の村子ども議会で、中学生が「美しい星空は村の宝」と発表。これを受けて1988年から村有地を借りて観測していた県内外の愛好家団体が、使っていた望遠鏡を村に贈り、村が建設の準備を進めてきた。

設置したのは「タカハシε(イプシロン)250」と呼ばれる口径25センチの反射望遠鏡。望遠鏡を覆う直径3メートルのドームや、観測目標の天体に望遠鏡を自動で合わせられる架台の設置など事業費1106万円をかけた。

関係者約40人が出席した落成式では、市原正文村長が「多くの子どもたちに観測に訪れてもらい、科学者を目指すきっかけにしてほしい」とあいさつ。 望遠鏡を寄贈した団体メンバーの井手和義さん(68)=熊本市北区=は「望遠鏡が再利用され、役立ててもらいうれしい」と話した。

現地は標高670メートルで、周囲に遮る樹木や街灯はなく観測の適地という。4月1日から週3日運用し、当面は村教委職員が案内する。(岡本幸浩)

(2016/03/27 (熊本日日新聞)(共同通信社「47行政ジャーナル」より転載))