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山口県周防大島町/周防大島で山口県内初の民泊修学旅行 神奈川の中学生受け入れ

印刷用ページを表示する 掲載日:2009年11月13日

山口県周防大島町

 

 

民家に宿泊する体験型修学旅行の山口県内初の受け入れが11、12日、周防大島町であった。神奈川県藤沢市の湘南学園中3年生が農漁業を体験し、地元住民と寝食を共にして交流を深めた。過疎地の活性化の起爆剤として期待される取り組みで、町は今後、誘致活動を本格化させる。

修学旅行生183人は町内の民家55軒に1~4人に分かれて宿泊。このうち離島の浮島では、38人を11軒で引き受けた。カゴ網漁で捕れたばかりのタコをその場で刺し身にしたり、イワシの加工場を見学したりと、島の生活を満喫。夕食では自分たちでさばいた魚や野菜の天ぷらなどを食べながら、住民と家族同然のだんらんを楽しんだ。

浮島での「離村式」では、生徒代表の辻麻莉奈さん(14)が「島の一員のように迎えてくれて、ありがとう」と涙ぐんだ。渡船で島を離れる際には生徒と受け入れ先の家族が互いに紙テープを手にし、「絶対にまた来るね」「いつでも来んさい」と別れを惜しんだ。

女子生徒4人が泊まり、まき風呂の炊き方などを教えた川上イチヨさん(74)は「1月に主人を亡くして1人だったけれど、孫が帰ってきたみたいににぎやかで、元気をもらった」と喜んでいた。

同校は10日から4泊5日で広島市中区の平和記念公園など広島湾域をめぐる。うち民泊は周防大島町のみ。体験型観光での交流人口増を目指す町は、2年前から民泊の修学旅行の準備を進め、先進地の視察など続けてきた。2011年には関東、関西の中学4校の受け入れが決まっている。

(2009/11/13 中国新聞)