村は8月から村の出張所を村内の特定郵便局に移した。村によると、役場出張所を郵便局内に開設するのは全国で4例目で、九州では初めてという。
出張所はこれまで村の四浦地区にある村営保育所内に設置していた。しかし今年4月に保育所が完全民営化に移行。このため村は出張所の移転先を検討し、同地区の郵便局内に設置することを決めた。出張所設置に当たっては郵政公社九州支店と協議を重ね、契約を結んだ。契約は1年更新。
四浦地区は高齢者が多く福祉関係の相談も多いことから、局内出張所には保健福祉課職員1名が常駐。同出張所では各種証明書等の交付や、村税などの公共料金の収納などを行っている。