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熊本県産山村/「あか牛」ブランド化に草原を活用

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月10日

熊本県産山村/「あか牛」ブランド化に草原を活用

産山村は、阿蘇の地理的特性である草原を活かして、放牧による畜産業の新たな展開を実施。在来品種である通称「あか牛」のブランド化を推進する。

「あか牛」は、良質でヘルシーな赤身が特長の褐毛(あかげ)和種。気温の寒暖差に強く、草原での放牧に適した品種であるため、牛の体調の維持や改善、餌などのコストの削減が見込める。さらに、昨今の健康志向に、赤身が最大の特長であることが合致し、「あか牛」の人気が高まってきている。現況では、大都市圏の大手百貨店などで販売しているが、高級品として名高い黒毛和牛との差別化を図るなどして、販路を拡大したい考え。

今後、知名度がアップし、需要増となることを想定し、繁殖牛の飼育頭数を2019年度には約2倍の300頭に増やす予定という。また、酪農においても、全国に数百頭しかいないとされる乳牛「ブラウン・スイス」を育てており、乳製品の販売や新商品の開発も手掛けている。

2013年には、阿蘇の草原と農業が世界農業遺産に認定され、資源の有効活用及び農畜産業の活性化が課題となっていた。村は、放牧による畜産が、草原の景観保全や美観形成において重要な役割を果たしていると考え、「あか牛」の知名度アップ及び販路拡大によって、農畜産の6次産業化構築につなげていくと同時に、観光面でも阿蘇の自然をアピールしていければとしている。