町は、東京を拠点に全国に展開するIT企業「インフォテリア」と町の森林保全に関する協定を結び、2015年9月3日に町森林組合にて調印式が行われた。
町の森林面積は約78%を占めており、強度と調湿機能に優れた小国杉を生育している。最近では、林業従事者の高齢化や間伐費用の不足などにより、 手入れの行き届かない森林が増加の傾向にあり、その対策が課題となっていた。今回の協定で、町有林の保全や林業振興に充てる費用を同社から寄付してもらうことになっている。
具体的には、「5000本の小国杉が育つインフォテリアの森の間伐支援」「同社のノベルティグッズへの小国杉の導入」「インフォテリアの森での社員の木育研修の実施」「同社の社員等の出産時に、 小国杉製おもちゃの贈呈」などが予定されている。
町は、今回の協定締結により、積極的に間伐に取り組み、森林保全を推進したいとしている。