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高知県大豊町/低質木材出荷で自伐林家を支援

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年7月20日

高知県大豊町/低質木材出荷で自伐林家を支援

町は、製紙に使用する間伐材などの低質木材を町内の木材チップ工場へ出荷した自伐林家らに、町商工会発行の商品券を交付する制度を導入した。 所有する山林の伐採から出荷までを自力で行う自伐林家らを支援することを目的とすると同時に、低質材の有効活用が狙い。

2015年度当初予算に90万円を計上したほか、地方創生先行型の交付金約200万円も活用している。

支援の対象は、町内の森林所有者及び林業自営者。交付内容は、チップ工場に低質材を出荷すると、3分の1トン当たり500円相当の商品券がもらえるというもの。商品券は、町商工会加盟店での買い物に利用できる。

低質材を受け入れるチップ工場は、今年3月に完成したばかり。製紙用パルプの原材料や木質バイオマス発電の燃料となる木材チップを月3000トン生産できるという。

これまで、柱などに使用される良質材は、市場に出荷されてきたが、採算が取れない間伐材などは山に放置されていることがほとんどだった。町は、低質材も町の重要な資源と考え、 運搬費用に相当する額を支援することで、森林整備の推進と自伐林家の所得向上に結び付けようと制度化に踏み切った。また、2014年度末には3人だった自伐林家を今年度中には10人以上に増やしたいとしている。