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宮城県七ヶ宿町/農産品のPRに「雪室」活用

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年5月12日

宮城県七ヶ宿町/農産品のPRに「雪室」活用

町は、雪を利用した天然の冷蔵庫である「雪室」の運用を開始する。「雪室」設置は、宮城県内としては初の試みで、「雪室」で貯蔵した農産品のブランド化が狙い。総事業費は約1億3700万円で、 財源には農林水産省の交付金などを充当した。

室内の温度や湿度を一定に保つことができる「雪室」で農産物を低温貯蔵すると、根菜類は糖度が増したり、酒などは味がまろやかになるという。 今回の運用に伴い、「雪室仕込み」と記したステッカーを作製し、「雪室」で貯蔵した農産品に貼って出荷する予定。

町の「雪室」は、鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積は約360平方メートル。1階部分に雪を貯め、1年を通して5度前後に冷却し、湿度は90%を保持。 また2階には1階から送風機で冷気を送り、湿度を60%に保つ。1階は、野菜や果物を貯蔵、2階はコメやソバなどの保存に使用する。「雪室」使用料は、コメ1袋(30キログラム)当たり、 1日3円と設定。町内外に利用を呼び掛ける。

今後町は、「雪室」で貯蔵した農産品の味にどのような変化が生じるか調査を続け、ブランド化を目指したい考え。さらには、高齢化しつつある生産者への労働意欲にも好影響を与えられればとしている。