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兵庫県佐用町/県歴史的景観形成地区に観光施設整備

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年5月25日

佐用町は今年度、兵庫県指定の歴史的景観形成地区とされている平福で、まちづくり会社の(株)かのねと共同で観光施設を整備する。今年度当初予算に関連経費として約8、400万円を計上した。

同地区は、2017年に城跡が国史跡に指定された利神城の城下町。江戸時代には因幡街道で最大の宿場町として栄えた歴史がある。街道沿いには約1・2kmにわたり町家が立ち並び、地区面積は約27 ha。これまでも地区の環境を保存する条例を制定したり、道の駅設置を行ったりと、町並みの維持・発展に注力してきた。

今回整備するのは、地区のほぼ中央に位置する個人宅と旧酒蔵。大正期建築と推定される家屋で、景観上重要な建築物だが、老朽化による危険家屋と認定されていた。町は、所有者からの寄贈及び一部購入等で譲り受け、個人宅は最大8人滞在可能な宿泊施設、旧酒蔵は宿泊客のほか一般の観光客も利用できる飲食店に改修する予定。宿泊施設は、町が整備した後、(株)かのねに無償貸与するが、飲食店は同社が町の補助金2千万円を活用し改修する。両施設の運営は同社が行うことになっている。

町は、今回の整備をきっかけに、空き家を活用したあらたな事業展開が増えてくれればと期待している。