ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 町村スポット > 鹿児島県肝付町/自治体主導で「スマート畜産」の実証実験

鹿児島県肝付町/自治体主導で「スマート畜産」の実証実験

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年10月21日

肝付町は、肉用牛生産者の労働力軽減や生産性向上をめざし、ICT(情報通信技術)を活用した「スマート畜産」の実証実験を開始した。酪農・畜産分野でIoTサービスを手掛ける(株)ファームノート(北海道帯広市)や(株)NTTドコモ(東京都)、鹿児島県、JA鹿児島きもつきと連携して実施するもので、期間は2020年3月末まで。

実施内容は、(株)ファームノートのアプリを無償配備し、牛の首輪に装着するIoTセンサーを町内45歳以下の生産者が所属する農場20カ所に期間を定め、貸し出すというもの。今回、自治体主導であることから、複数農場をグループ化してデータをクラウド上で共有し、関係機関によるデータの測定・分析、現場の技術指導や入力支援が可能となった。配備に伴う費用は、県や町が負担する。同様の取組は自治体主導としては日本初となる。

ICT導入によって、これまで紙等で管理してきた繁殖母牛の個体情報をデータベース化し、一元管理できるようになるほか、これまで目視に頼ってきた牛の発情や体調変化、疾患の兆候も、センサーがキャッチして通知してくれるため、見落とし防止や作業負担の軽減が期待される。

町は、「スマート畜産」導入によって、基幹産業である肉用牛生産者の高齢化による離農や後継者不足の解決につながればとしている。