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鹿児島県肝付町/薬用植物の実証栽培に助成

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年6月25日

鹿児島県肝付町/薬用植物の実証栽培に助成

町は、漢方薬の原料などに幅広く使用される「カンゾウ(甘草)」の実証栽培を2011年度から始めた。需要が落ち込む 葉タバコ生産から転換する農家に対して、利益補償を含め支援していく方針で、2012年度予算に259万円を計上した。

すでに、葉タバコからの転換を希望した農家5軒で、計5000平方メートルの農地で実証栽培を開始。農家1軒に対して、苗代、 栽培経費、利益補償として最大で58万円の補助を確約しているが、栽培に成功して売り上げ収入があった場合は、その売り上げ分を 差し引いた金額を補助する。なお、この事業に関しては、民間企業の協力も得られることになっている。

カンゾウは、生薬の7割に使われるほか食品や化粧品などにも幅広く利用されるマメ科の多年草。現状、日本は大半を中国からの 輸入に頼っているが、近年中国の輸出制限傾向を受けて価格が上昇しているという。 

町は、今回の実証栽培が軌道に乗れば一般農家にも推奨し、所得向上や産業の発展につなげたい考え。さらに、砂糖の250倍の 甘さと言われる特性を生かした甘味料や美白化粧品など、町の特産品開発に発展させることも視野に入れている。