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宮城県亘理町/イチゴ団地整備で農家を支援

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年4月2日

宮城県亘理町/イチゴ団地整備で農家を支援

町は、東日本大震災で被害を受けたイチゴ農家を支援するため、大規模なイチゴ団地を整備する。3カ所で計画しており、面積は合わせて約76ヘクタール。生産者の負担は土地代と、ハウスの暖房費や施設のメンテナンス費用などのランニングコスト。土地は貸し出しだが、将来的には払い下げることも想定に入れている。

津波で農地の約67%が浸水し、水やりに使用する地下水が全て海水化している。塩分濃度が高いだけではなく、濃度が下がる見込みがないため農地が使用できないのが現状だ。また、土を手配するのも難しいため団地を整備。イチゴ農家のほか、菊の栽培をしている花農家、軟弱野菜を生産している野菜農家も若干含み、3月21日時点で123名の申請があった。

町は東北一のイチゴ産地で、震災前は251戸の実栽培面積は計58・3ヘクタール。大半が沿岸にあったため大部分が被災。これまでに経営を再開した農家は約3割にとどまっている。

農地に苗を直接植える方法ではなく、「高設栽培」を導入する。これは、苗床を大人の腰程度の高さに入れる設備を作り、土や水で栽培を行うもの。団地内には、新たな栽培方法を学べる研修施設や選果場を作り、離農した農家の雇用も検討中。今後は新規就農者を募り、後継者育成にも取り組む予定だ。