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宮城県南三陸町/被災農家の営農支援に休耕地を活用

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年8月29日

宮城県南三陸町/被災農家の営農支援に休耕地を活用

町は、東日本大震災の被害からの農業復興のため、津波で畑などが浸水した被災者の営農を支援する取り組みを始めた。日当6,000円を支払い、耕作放棄地を整備し、野菜等の栽培をしてもらう、というもので、農家の失業対策とも連動させる。

南三陸町の農地、約1,400ヘクタールのうち、浸水・冠水した農地は240ヘクタールで、再び営農するには除塩を含め3年はかかる見通し。そこで、町の耕作放棄地459ヘクタールを有効活用することになった。

こうした被災者雇用の取り組みは、同町、宮城県、JA等で組織する「耕作放棄地対策協議会」が実施。被災した農家と当協議会が契約をし、雇用が成立した際に耕作放棄地の整備や野菜等の栽培を行ってもらう。日当が支払われるため、農作物の個々の販売はせず、町の復興イベントで無償提供したり、仮設住宅での生活を余儀なくされている人たちに配布する予定。事業費は、国が全額負担する。

農業復興はもちろん、農地復旧までの農家の雇用確保、そしてこれまでも様々な対策を講じてきた耕作放棄地の減少につながり、町全体の復興への足がかりとして積極的に取り組んでいる。