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長野県木曽町/木曽名産「すんき」の研究から産業振興へ

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年7月18日

長野県木曽町/木曽名産「すんき」の研究から産業振興へ

町は、地域資源の調査・研究を推進し、産業化へつなげるための「地域資源研究所」を開設。市町村レベルでの研究機関設置は全国的にも珍しいこととその成果に期待している。所長には、元・信州大学教授で農学博士の保井久子氏を迎え、「地域おこし協力隊」として東京都内から移住したスタッフと共に研究に当たる。

同所の研究第一弾として、町の特産品である「すんき」を取り上げる。「すんき」は、塩を使わずカブ菜を乳酸発酵させた木曽独特の漬物。この乳酸菌を研究し、他の食品や化粧品などへの利用の可能性を探る。さらに、食品開発やマーケティングなど、町内の業者との連携も視野に入れているほか、子どもたちに理科を身近に感じてもらうためのイベント企画なども進めたいとしている。

研究所は、昨年取得した旧営林署跡地にある倉庫(地下1階地上2階建て)のうち、地上1、2階部分の約100平方メートルを改修、使用する予定。開設費用は、2,750万円で、国の交付金や過疎債などを活用。人件費を含む運営費は、年間約400万円を想定している。

地域資源の研究・産業化にあたって、町民や町内企業の身近な相談窓口となり、外部に委託するより効率化が図れるため、これまでにない産学連携になると、町は力を注いでいる。