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アベノミクスと日本の論点 成長戦略から成熟戦略へ

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年6月10日

アベノミクスと日本の論点
成長戦略から成熟戦略へ

農文協 編
農文協ブックレット 800円+税

「アベノミクス」という言葉を目にしない日はない。高揚感を抱かせる呪文のごとく広く浸透し、いまや海外メディアも多用するに至っている。アベノミクスで日本の地域や社会はどうなるのか。 本書はこの問いについて、「アベノミクスを批判的に分析・考察し、日本と地域社会が、その歴史やアイデンティティを踏まえて再生・発展する途とは如何なるものであるかを問い、提案する」としている。

ジャーナリストの松本克夫は、「お金の世界」から切り離した「いのちの世界」を通して見れば、町村は「真ん中より前を走れる」と説く。アベノミクスを裏側から照射し経済、財政、社会資本、 コミュニティ、農村問題等の専門家13人が、アベノミクスと地域との関係について様々な切り口から論点を浮かび上がらせている。低迷状態からの脱却に寄せる期待は大きいが、 それに見合う果実は果たしてもたらされるのか、疑問や不安を覚える方には是非とも目を通して頂きたい。