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~ 絵本×多言語サポート プロジェクト~ 外国人居住者の子育てを多言語資料で応援

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年4月23日更新

コロナ禍で帰国できず、入手できる情報も限られ、以前にも増して日本社会から取り残されがちな外国人親子。そうした親子に絵本のひとときを届けようと、NPOブックスタートは東京外国語大学と協働し、多言語資料を作成しました。​

自治体が赤ちゃんに絵本を贈るブックスタート事業は、外国人居住者も対象となります。そのため当法人では2004年から、多言語資料を自治体に提供してきました。この度、専門家と協働するプロジェクトを本格始動。2021年3月に完成した「多言語対応 絵本紹介シート」では、東京外国語大学へ協力を依頼しました。
社会貢献の一環として多言語多文化共生事業を展開する大学は「すべての親子に絵本の楽しいひとときを届ける」ブックスタート事業に共感。言語文化サポーターが翻訳※を担当したほか、小島祥美准教授による「やさしい日本語」の活用等のアドバイスを参考に、充実した資料が完成しました。本資料は、外国人親子が絵本を楽しむサポートになるだけでなく、地域が親子をサポートしていることを伝える、具体的なツールになり得ます。

赤ちゃんに絵本を読み聞かせています。

シートは、当法人を通じて事業を実施している、自治体の主管課へご提供しています。詳しくはお問い合わせください。

※ 大学の「多言語多文化共生センター」に登録する卒業生等。英語以外の8言語を担当。
英語は、人文社会科学翻訳センターのリン・リッグス氏が担当。
リッグス氏はJBBY(日本国際児童図書評議会)からの依頼にも携わる翻訳者。

「多言語対応 絵本紹介シート」や外国人居住者へのサポートについてはこちら↓
https://www.bookstart.or.jp/uploads/2021spring72.pdf

 

◇ブックスタートとは
ブックスタートは、0歳児健診などの機会に「絵本」と読みきかせの「体験」をセットでプレゼントする活動です。抱っこのぬくもりの中で絵本を読んでもらう心地よさや嬉しさを「すべての赤ちゃん」に届けます。
赤ちゃんの幸せを願い、行政と市民が連携して行う自治体の事業です。

動画 2分でわかるブックスタート↓
https://www.youtube.com/watch?v=2BPIw9vo4m0&t=3s

◇NPOブックスタートについて
NPOブックスタートは、日本のブックスタートの推進組織です。活動の理念を伝え、実施に関する資料の発行やブックスタート・パックの提供事業を通じて、各自治体の活動をサポートしています。

◇NPOブックスタートのウェブサイト
https://www.bookstart.or.jp/

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