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富山県舟橋村/消雪に余剰井戸水を活用

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月30日

富山県舟橋村/消雪に余剰井戸水を活用

舟橋村は、住宅内の井戸からあふれ出た余剰水を活用するための消雪装置を整備した。総事業費は約1000万円。新たに井戸を掘る必要がないことからコストを抑えられる上、 地下水位低下の懸念も不要と利点が多く、全国的にも珍しい取組。

同村はもともと井戸水が豊富で、今回消雪装置を設置した仏生寺地区の中でも、村道をはさんだ2軒の住宅内のそれぞれの井戸からは豊富な水が自噴しており、 これまでは井戸からあふれた水をそのまま排水路に流していた。この余剰水を冬場の消雪に活用できないか、と地区住民から提案があり、取組を開始したという。

豪雪地帯対策特別措置法で全域が豪雪地帯に指定されている同村では、これまで主に井戸水をくみ上げて消雪水として利用していたが、地下水位の低下や地盤沈下を懸念する声が年々強まっていた。

また、河川からの取水も実施したが、厳冬期の川の水温は5度前後と冷たく、常に15度前後の地下水と比べると消雪効率が悪い上、河川の砂が取水管などに入り込むことも多々あり、 補修費用が膨らみやすかった。

今回の消雪装置は、余剰水を一度道路中央部の地下に設置した貯水槽に蓄え、ポンプでくみ上げて、村道約120mに渡って消雪に使用するというもの。同村は、他地区での実施も検討したいとしている。