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山形県最上町/全国初の国有林の燃料利用契約

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年6月1日

山形県最上町/全国初の国有林の燃料利用契約

町は、町内の国有林を木質バイオマス燃料用に活用できる「共用林野」として設定する契約締結を林野庁山形森林管理署最上支署と2015年3月26日に交わした。これまで自家用のまきや炭、山菜、 キノコの採取などを目的とした場合のみ許可されていたが、2012年6月に「国有林野の管理経営に関する法律」が改正されたため、木質エネルギーの原料として伐採することが認められた。法改正以降、 市町村の契約締結は国内初となる。

契約内容は、町内の国有林約151ヘクタールのうち、毎年500立方メートル分の原木を伐採し、町や町内製材業者などで組織する「最上町木質バイオマスエネルギー利用協議会」が購入するというもの。 購入後の原木は、木質チップに加工し、町内の福祉施設や医療施設などに冷暖房を供給する専用ボイラーの燃料として使用される。契約期間は、2015年4月から5年間の予定。

町は森林資源に恵まれた環境にありながら、国有林が町内の山地の約8割を占めるため、資源の有効活用について、森林管理署と協議を重ねてきた結果、今回の契約締結が実現したという。 町内施設での燃料を重油から木質チップに変更することで、大幅な経費削減につながると町は期待している。