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熊本県小国町/森林と地熱資源でゼロ・カーボンの町へ

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年1月12日

熊本県小国町/森林と地熱資源でゼロ・カーボンの町へ

町は、2014年春に環境モデル都市に選定され、「地熱とバイオマスを活かした農林業タウン構想」の実現に向けて動き出した。この構想は、豊かな森林と地熱資源を活用し、 CO2(二酸化炭素)排出量をゼロとする「ゼロ・カーボンの町」を目指すものである。

町は、公共施設の低炭素化に向けた事業計画の策定について発表した。再生可能・省エネルギー設備の導入に向けた調査を実施する業者をプロポーザル方式で公募し、 2014年10月に福岡の民間業者に委託した。この事業は公益財団法人日本環境協会による補助事業を活用し実施する。この調査結果は、2014年3月までに発表される予定。

町は、総面積の78%が山林で、標高が高く寒冷であるため、一般家庭の灯油や自動車燃料の使用量が非常に多いと言われている。今回の事業では、 一般家庭CO2排出削減の先駆けとして公共施設への再生可能エネルギー・省エネルギー設備導入の可能性について調査を行う。

また、今後は公共施設への木質バイオマスボイラー設備の導入や温泉熱を活用するバイナリー発電の導入を検討するとともに、わいた温泉郷の地熱(蒸気)を活用して木材を乾燥させる「地熱木材乾燥施設」の拡充を行う予定。

これらのうち、2006年から始めた杉材の地熱による中温乾燥は、全国でも唯一の取り組みのため、注目が高まっており、この乾燥施設を活用した木材は、東京や大阪、 北九州市へ向けた供給を増やしていく考え。