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鳥取県伯耆町/使用済み紙おむつを燃料化

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年6月30日

鳥取県伯耆町/使用済み紙おむつを燃料化

町は、使用済み紙おむつを加工したペレットを燃料とするボイラーを町営の温泉施設「岸本温泉ゆうあいパル」に設置。2014年4月8日、 工事の完成を祝う落成式が行われた。町独自で地産地消のエネルギーをつくり、 ごみの減量化や二酸化炭素(CO2)の削減につなげることを目的としている。自治体が紙おむつを燃料として使用するのは、全国で初となる。

町は、これまで2つあった焼却炉の老朽化などを理由に1つに集約することになったため、ごみの減量化を検討していた。 特に水分を多く含む紙おむつは燃えにくく、焼却炉への負担が大きいことから、2010年度から鳥取県内のメーカーと共同で、 燃料化に向けて実験を進めてきたという。2011年には、 紙おむつを乾燥・滅菌し細かく砕いたものを円柱状型に固めてペレットにする燃料化装置を町の清掃センターに設置した。そして今回、 紙おむつのペレットを長時間燃料として使用できるボイラーを輸入・改良し、町営温泉施設に設置。温泉の温度を上げる補助ボイラーとして利用している。

燃料源となる紙おむつは、病院や老人福祉施設、保育所など計10カ所から1日約500キロ収集。清掃センターで一日約150キログラムのペレットが生産されている。

ボイラーの購入・設置費は約3300万円。紙おむつのペレット使用により、年間約120トンの可燃ごみや2割の燃料費(約260万円)、 約31トンのCO2を削減する効果が見込めるとしている。