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山形県最上町/森林管理を民間再委託実施

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年9月14日

最上町は、所有者による管理が難しい町内の森林を町でいったん引き受け、民間業者に再委託する事業を開始した。2018年に成立した森林経営管理法に基づくもので、全国で3例目となる。

町では、1970年代にスギの団地造林を推進したが、近年所有者の高齢化や木材の価格低下により、手入れが行き届かない森林が増加傾向にある。昨年11月、町内の森林所有者45人に、管理状況や今後の展望について意向調査を実施した結果、36人が町への委託を希望したことを受け、同事業に踏み切った。今年3月に、委託希望者の所有権は残したまま、約18 haの森林の管理を町に移行。6月に、町内の「(株)もがみ木質エネルギー」に2026年度まで経営管理を再委託した。同社は受託した森林の間伐を行い、搬出した木材を所有者から買い取り、バイオマス燃料のチップや建築資材として販売・活用する。間伐後も倒木や病害虫の見回りを実施するため、森林の荒廃による土砂災害発生のリスクが軽減される。

町は、森林の適正な管理が実現できると同時に、森林所有者にとっても木材販売による収益が見込めることから、町の8割を占める森林について、今後も同制度を活用し森林整備を推進していきたいとしている。