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長野県栄村/被災水田で収穫のソバをカップ麺商品化

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年1月21日

長野県栄村/被災水田で収穫のソバをカップ麺商品化

村が全額出資する村振興公社は、2011年3月12日に起こった長野北部地震で被災した水田を使って収穫したソバで、カップ麺「福幸(ふっこう)そば」を 6万個作った。福島市の被災者向けに2万個を無料配布し、2012年12月から残り4万個を市販し始めた。

長野北部地震で、栄村は震度6強を記録し、多くの家屋が全半壊。水田も傾いたり水路が壊れたりして、水稲の作付けができないほどの被害が出た。村は、 水田としての再開は難しいと判断し、乾燥した土地でも栽培できるソバの種を村民に無償配布して、生産を奨励した。2011年は水田2.7ヘクタールや畑で収穫したソバで、 乾麺2万5000袋を作り、わずか2週間で完売した。

2012年は水田3.6ヘクタールなどで栽培したソバで、ミニカップ麺6万個と乾麺5万袋を作った。ミニカップ麺は、1個30グラム入り税込み価格105円で販売。 津市の業者に製造委託した。長野市戸隠の製麺会社に製造委託した乾麺は、1袋200グラム入り税込み価格300円で販売している。どちらも外装は、信州大学農学部の 学生ボランティアが担当した。

これらの収益は、すべて農家に還元し、地震からの復興に役立ててもらいたいとしている。2013年からは、水田での稲作を再開する予定だが、畑でソバを収穫し、 「福幸そば」ブランドは継続していく考え。