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北海道白糠町/牧草地の臭気に画期的な対策

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年10月8日

北海道白糠町/牧草地の臭気に画期的な対策

町は、家畜ふん尿(肥料)を散布した牧草地の臭気対策のため、新たに家畜環境対策協議会を設立して、画期的な実証実験を始めた。従来、臭気を消す方法ばかり 取り組んでいたが、臭気をいい匂いに変換する方法を実験しているという。

大阪の繊維メーカーが主体となって開発された香料は、ふん尿の臭いを加えることによりいい匂いに変わるというもの。その特徴を生かし、家畜のふん尿臭対策に 応用できないものかと、棚野孝夫町長が繊維メーカーに相談をもちかけたことから、実証実験へと発展していったという。

牛が食べる牧草に散布することを考慮して、香料の成分には、食品添加物として認められている安全な原材料を調合。家畜ふん尿の臭気を洋菓子のような匂いに変える 効果がある香料の開発に成功し、現在町内の農場で実験を開始している。

牧草地への散布方法についても、様々な実験を行っている。家畜ふん尿(肥料)を散布した上に直接香料をスプレーしたり、香料をシャボン玉に混ぜて風上から 飛ばしたり、少量でも効果が得られるような散布方法を模索中。町は、コストがかかりすぎて実用化に至らなかったこれまでの消臭対策に対し、ふん尿の臭気を 利用していい香りに変えるこの方法は低コストが見込まれ、農家にとって長年悩みの種だった臭気対策が解決できるのでは、と期待している。