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島根県奥出雲町/山林整備に商品券配布

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年9月24日

島根県奥出雲町/山林整備に商品券配布

町は、2012年9月から、町内の山林に放置された間伐材などの搬出者に商品券を配布することにした。山林の保全や林業従事者の育成と同時に地域活性化を 狙いとしている。

対象は、町民または町内に山林を所有する個人のみで、町内の山林で1年以内に伐採され、長さ50センチ以上の枝払いがされたスギかヒノキ1トンと引き換えに、 町内約460店舗で使用できる地域商品券6000円分を配布する。

町の総面積の8割を超える森林のうち、6割弱が人工林であるにもかかわらず、近年林業従事者の高齢化や木材価格の低迷で山林の整備が滞りがちなことを 受けての対策。集めた木材は、隣接する出雲市の専門業者に町が持ち込み、木質バイオマスの燃料チップに加工、町内の温泉施設で利用する予定。将来的には、 町内にチップ加工の施設を整え、独自でリサイクルすることも考えている。

山林の手入れが不足すると、土砂災害や鳥獣被害を誘発することから、環境保全だけでなく、防災・減災のためにも山林整備は不可欠。現状、間伐材は、 1トン当たり約3000円で業者が引き取っているが、採算が合わないからと間伐作業を行わない林業従事者が増加。そのため、町の取り組みとして、 地域商品券によって買い取り価格を2倍に引き上げることを決めたという。2012年度内に、間伐材搬出量300トン、商品券発行額180万円を目標としている。