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大分県九重町/地熱井戸を活用した発電を検討

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年5月14日

大分県九重町/地熱井戸を活用した発電を検討

町は、九州電力と協力し、地熱井戸で発電を含めた有効活用ができないか、具体的な検討を始めた。これは、原油価格高騰や原子力発電への懸念が絶えないことから、地熱エネルギーへの注目が高まってきたことによる。充分な調査を経て、発電の可能性を探っていく方針。

町にある地熱井戸は、1980年以降に「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(以下、NEDO)が掘ったもの。水より沸点の低い媒体を熱して発生した蒸気でタービンを回して発電する「バイナリー発電」の実証実験を行った井戸を、2003年に地域振興策として活用するため、町が譲り受けた。昨今の代替エネルギーに対する機運の高まりを受けて、この井戸を有効活用できないか、2010年から協議を始めていた。

NEDOによると、発電できる井戸2本の合計で1時間あたり7000キロワットの発電出力が確認されたという調査結果が出ている。その後、町の調査で井戸の一部に破損箇所を発見し、補修工事を行ったため、調査データに変化が生じている可能性もあることから、補修作業終了後に、再度調査することになっている。

調査結果を検討し、採算性が高いと判断した場合、近隣の温泉への影響も含め、地熱発電を含む有効活用に向けて、地元住民の理解を得ていきたいとしている。