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長野県大鹿村/カラマツを有効利用するための研究開始

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年2月6日

長野県大鹿村/カラマツを有効利用するための研究開始

村はカラマツを建材として有効利用するための研究を始めた。曲がりの少ないカラマツを作るための環境を探り、村内の森林整備につなげたいと、村、地元の飯伊森林組合、県地方事務所で研究会を立ち上げ、平成23年6月に第1回の会議を実施した。研究課題は、曲がりの少ないカラマツの生育条件を探る、カラマツ材を利用して製品化できるものはないか等。

同村の総面積の約9割が森林で、ほとんどがカラマツ林。カラマツは曲がりやすい、ねじれがある、節が目立つという特徴があり、間伐材はこれまで合板や土木用材としては利用されてきたが、建材としての利用はない。需要がないため放置され、山の荒廃が進んでいることもあり、カラマツの利用拡大で林業の活性化を図る。

村内3カ所で、各十数本の試験材を伐採。飯伊森林組合に委託して製材し、現在は長野県林業総合センターにおいて乾燥作業が行われている。今後は乾燥後の材の曲がり具合や強度等に関する調査を実施し、今年度中にデータをまとめる予定だ。

乾燥技術等の向上により、曲がり・ねじれの問題も解消されつつあるという。また、曲がり・ねじれ、節が目立つことが風合いとして評価される傾向もあり、強度等のデータを提供することで、利用拡大への助力としたいとしている。