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長野県高山村/砂防ダムでの小水力発電の検討委員会を発足

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年6月27日

長野県高山村/砂防ダムでの小水力発電の検討委員会を発足

村は、村内を流れる松川に設置されている高井砂防ダムを利用して、小水力発電事業を進められるかどうかを話し合う「松川小水力発電開発検討委員会」を発足させた。5月11日には役場で初会合が開かれた。委員会のメンバーは、学識経験者や長野県関係者、村議、地元区長等で構成されている。

この発電所の最大出力は約500キロワットが見込まれており、村内の一般家庭1,000世帯分の電力が賄える計算。既存の砂防ダムを利用した小水力発電は、環境への悪影響が少なく、初期費用も安いとメリットが多い。その上、ほぼ常時発電できるため、経済性が高いことにも着目している。建設費に約5億円を投じなければならないが、年間売電収入は7,500万円を見込んでいる。また、発電施設の固定資産税が入る上、出資して事業が軌道に乗った場合は配当を得られることになる。

検討委員会は第1回会合で、発電による騒音や振動等環境に与える影響、ダムの改造による強度変化の検証など、今後必要な調査について確認した。かねてから太陽光発電の普及に力を入れてきた同村の久保田勝士村長は、「環境への負荷が小さい村づくりの一環となる」として、大いに期待している。