1. 地方分権の推進


 新世紀を迎え地方分権社会の本格的な構築が始まった今日、新しい時代を真の「地方の時代」とし、住民が誇りと展望を持った活力ある地域社会をつくることは、地方自治体に課せられた重要な使命である。
 よって国は、地方分権の一層の推進に向け、次の事項を実現されたい。

1. 地方税・地方交付税等地方一般財源を確保するなど、必要な措置を的確に講じること。
2. 今後、一層の事務・権限の移譲を推進すること。
3. 市町村合併をいかなる形であれ強制することのないよう十分留意すること。なお、市町村合併の強制を意図した地方交付税算定の見直しは絶対に行わないこと。