移住・定住体験記

移住・定住体験記

移住先
秋田県/五城目町(ゴジョウメマチ)
お名前
丑田 香澄(ウシダ カスミ)さん(30歳)
家族構成
3人(本人・夫・子供1人)
移住歴
1年2ヶ月
  • 写真1:丑田 香澄さん
  • 写真3:丑田 香澄さん
移住したきっかけは何ですか?
娘がうまれ、東京で子育てするうちに、故郷秋田のような自然あふれる場でのびのび子育てできたら良いなという思いがうまれてきました。また、一足先に田舎暮らしをスタートした友人知人がイキイキと暮らす姿にも、惹かれるものがありました。一方で、東京で夫婦共に仕事もしており、環境を変えることは一大決心。何となくの憧れ、くらいの気持ちだったことも事実です。
決め手は、東京出身である夫もまた、「田舎に軸足を置いて、ローカルという日本の足下から挑戦してみたい!」という思いを強く抱き始めたことと、具体的に秋田県五城目町とのご縁が生まれたことです。
移住先に選んだ理由と魅力を教えてください。
知人の紹介で、秋田県の中でも五城目町との出会いがうまれました。
廃校を利用したシェアオフィスの取り組みなど移住者や起業家、中小企業を迎え入れながらまちづくりを進めていこうとする挑戦をしており、「この町でこの人たちと暮らしたい」と、移住に至りました。 秋田が故郷であることも大きな理由ですが、中でも五城目町の自然、人との関係性や人口規模、食育・放課後こども教室といった教育面など「子育て環境」としての最適さは魅力。保育料・医療費も秋田が日本一の安さです。
少子高齢化日本一の秋田ですが、むしろそこから「子育てするなら世界一」というインパクトある挑戦ができる!そう言えるだけの宝が足下にある!と感じています。
移住をするとき苦労したこと、移住して良かったことは何ですか?
日々の幸福感のようなものが格段に上がりました。最大の理由は、人。娘の成長を見守ってくれる地域の方の数はぐんと増えましたし、畑の恵みのお裾分けや、町内会で結束してのお祭りなど、共同体や社会との距離が近く、助け合う文化があります。また、刺激的な出会いや、町の皆さんとワクワク創っていける感覚もあります。
仕事も生活も良い意味でミックスした、のんびりゆったりしたライフスタイルの中、釣った魚をBBQしたり、キイチゴを育てたり。大自然、朝市、日本酒や食、温泉など、良いことを挙げるとキリがありません!
苦労はあまりありませんが、強いて言うなら家探し。今後の移住者にむけて注力していきたい部分です。
これからの生活について教えてください。
この町での暮らしや子育てを引き続き楽しみながら、外の視点を持って町に入り込んだ私たちだからこそ出来る価値提供として、五城目の魅力を発信したり、さらに磨いたりするお手伝いを継続していきたいと思っています。
具体的には、「10000人がただ訪れるのではなく、100人が100回訪れて何かが始まる」そんなイメージの「五城目ファン(関係人口)」づくりや、そこからうまれる、移住を希望される方々のサポート。町の地域資源に価値の源泉を置いた「土着ベンチャー(ドチャベン)」の促進。町民一人一人が、町でやりたいことを実現するお手伝いなど。「こんなこともやりたいね!」と、町民の方々と楽しい妄想や構想を広げる日々です♪
移住を考えている方へメッセージをお願いします。
「秋田にUターンしたいけれど、なかなかね」「移住に興味はあるけれど……」といった声を多く耳にします。
でも、実は仕事は全く無いわけではないし、場合によっては創ることができる。勇気を持って一歩踏み出したなら、想像以上の世界が広がるはずです。
徐々に「移住」や「起業」が増え始めている、ここ秋田県五城目町。滞在2日目で移住を決めた家族や、移住しないまでも「五城目が、自分にとって初めての田舎になった」という方も。まずは、地方の価値を体感しに、実際に足を運んでみていただけたら幸いです。また、私たちの情報は「こさけ!五城目」というFacebookページで発信中。こちらも、ぜひ覗いてみてくださいね!

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