移住・定住体験記

移住・定住体験記

移住先
北海道/厚真町(アツマチョウ)
お名前
小山 敏史(コヤマ トシフミ)さん(38歳)
家族構成
5人(本人・妻・子供3人)
移住歴
4年
  • 写真1:小山 敏史さん
  • 写真2:小山 敏史さん
  • 写真3:小山 敏史さん
移住したきっかけは何ですか?
以前勤めていた職場では、北は北海道、南は宮崎県まで全国で7か所ほど転勤し、様々な町で暮らしました。その中で北海道の苫小牧市に勤務しているときに偶然、隣町の厚真町の公営住宅の入居者募集を知りました。厚真町のことはよく知らなかったのですが、大変魅力的な物件だったので、応募して入居することになりました。通勤時間は車で30分程度ですので、苦にはなりませんでした。その後にまた、北海道外へ転勤となったため、厚真町に住んでいたのは1年にも満たない期間でしたが、恵まれた環境や様々な人との出会いが、後に厚真町へと移住するきっかけとなりました。
移住先に選んだ理由と魅力を教えてください。
子供が小学生になる前に転勤暮らしからは卒業したかったため、どこかに定住することを考えていました。私の出身地は香川県、妻は北海道なのでお互いの出身地や、これまで暮らしてきた様々な町の中で移住先を検討しました。その結果出した結論が厚真町でした。1番の理由は人や地域とのつながりです。これまでに住んだ都市部では、住居の近隣の人や、その地域とのつながりがほとんどありませんでした。しかし厚真町に住んだ1年間の間で、地域のイベントに参加をすることや、近隣の人と話す機会が多くありました。出身地ではない町なのに、多くの人や地域とつながりを持てたことが厚真町を選んだ理由であり、魅力でした。
移住をするとき苦労したこと、移住して良かったことは何ですか?
厚真町は北海道の中では降雪が少なく、四国出身の私でも気候面での不安はなかったです。ただ移住を考えるうえで、一番不安だったのが仕事面と住居面でした。そんな中、厚真町の住民の方が現在の職場の求人募集や、公営住宅の募集を連絡してくれたりしたので、チャンスを逃さず応募でき、仕事や住居を確保できたことが移住を実行するうえでもポイントでした。昨年は町内分譲地に住居を建てるができました。厚真町の分譲地は土地の面積が広いうえに、比較的安価で購入できます。集合住宅では子供の足音などの騒音に気を使いましたが、今では安心して子供を家の中で遊ばせられます。
これからの生活について教えてください。
厚真町は人口約4,700人程度の小さな町です。小学校は2校で1学年1クラス30人程度です。子育てをしていくうえで教育環境は心配していた面もありますが、先生やクラスメイトの保護者の方など、みんなの顔が見えるアットホームな雰囲気のなかで教育や子育てをしていくことができています。娯楽施設は町内にはほとんどありませんが、海から山まで恵まれた自然環境があります。子供達には、農業体験や海岸でのサーフィン体験、森林の散策など都市部で暮らしていたら観光でしか体験できないことを、地元でとことん経験して成長していってほしいと思っています。
移住を考えている方へメッセージをお願いします。
私は現在、厚真町役場で移住・定住推進業務を担当しています。厚真町は新千歳空港から車で30分、東京からの日帰り往復が可能です。町内には苫小牧東港(フェリーターミナル)もあります。ただ本州での認知度は低く、訪れたことがある方も少ないと思います。見ず知らずの土地を移住先として検討することは不安も多いかと思いますが、厚真町住民の視点と移住者としての視点、その双方から厚真町の特徴や移住に関する情報をお伝えできればと思っています。「町イチ!村イチ!2015」の移住定住コーナーに参加する予定ですので、是非お気軽にご相談ください。

ウィンドウを閉じる