移住・定住体験記

移住・定住体験記

移住先
大分県/九重町(ココノエマチ)
お名前
増田 裕子(マスダ ユウコ)さん(55歳)
家族構成
5人(本人・夫・子供3人)現在2人暮らし
移住歴
17年
  • 写真1:増田 裕子さん
  • 写真2:増田 裕子さん
  • 写真3:増田 裕子さん
移住したきっかけは何ですか?
当時、3人の子どもたちが6歳、5歳、3歳。上の子が小学校に入学するのを機に、自然の中で子育てをしたい思いが強くなり、実行。
それまで子育ての過程で、厳密ではないが自然食や自然療法に魅かれ、大量生産大量消費ではなく、できるだけ手作りの生活を送りたかった。
移住先に選んだ理由と魅力を教えてください。
たまたま…偶然の出会い。
最初、母が一人で暮らす福岡市周辺を検討したが、ピンとくる所がなかった。大分県国東出身の友人から「くじゅうっていいよ」と聞いたことと、『田舎暮らし大募集』という雑誌に九重町企画調整課がIターンを募集していたので、連絡して訪れると空き家4件を丁寧に案内してもらった。そのうちの1件がすぐ入居できる古い農家作りの家で、現在のわが家。
移住をするとき苦労したこと、移住して良かったことは何ですか?
苦労したのは経済的な事。仕事といっても臨時職のような不安定なものなので収入はそれまでの3分の1で、子どもが大きくなるにつれ大変だった。色んな仕事をして何とかしのいだ。でも最近は内容的には充実しているかも。夫はSEだったのでパソコン関係の仕事プラス最近は山岳ガイドの認定資格も取って、ボランティア活動も含めて山に携わる比重が大きい。
よかったことは、全部。自然環境だけでなく、人との出会いやつながりが何よりよかった。おかげで子どもたちも無事育ちあがったと思う。
これからの生活について教えてください。
今年から町議会議員として働かせてもらっている。これまでの恩返しのつもりで、これからの九重町のために自分の経験や能力を全力で傾注していきたいと思っている。と同時に、手作り生活の原点にも戻りたい。
移住を考えている方へメッセージをお願いします。
地域に入り、地域の人と共に暮らす心構えでのぞんでほしい。九重町は、すばらしい自然環境だけでなく、人がいい!個性豊かな人々が多く開放的なので、積極的に入っていけば暮らしもスムーズに、楽しさもぐっと広がると思う。

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